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おせち料理にまつわることわざや慣用句① [おせち料理にまつわることわざや慣用句]

おせち料理にまつわることわざや慣用句①




せっかくなので
おせち料理にまつわる知識を
もう少し深めてみましょう!



「海老で鯛を釣る」

わずかな労力で、多くの利益を得る
という意味ですね。

よくよく考えてみると、
どちらもおせち料理の常連ですね。

おせちに入れられる海老は、
ひげ長く、腰が曲がるまで元気であってほしい
という長寿への願いが込められています。

おせちのお重に入れるのは
伊勢海老はもちろん、
川海老を串刺しにしたものなど様々。

いずれも殻付きで調理するため、
旨みぎっしり。

また、鯛は文字通り
‘めでたい’の語呂合わせで、
お祝いの席には欠かせない魚。

おせちメニューとしての海老と鯛に関しては、
健康長寿や幸せを祈念する
他者を思いやる想いが
込められているんですね。



「ごまめの尾頭付き」

関東では田作りのことを
ごまめといいます。

田の肥料に使うほど
たくさん獲れたところから、
豊作・大漁への願いを込めた祝儀肴。

五穀豊穣を願い「五万米」の字を当てて、
ごまめと呼ぶようになったそうです。

ごまめは、
小さくてもちゃんと尾頭付きで、
おせちに盛り込まれます。

小魚だから当然ですね!

完全食の代表格です。

つまり、「ごまめの尾頭付き」とは
‘小さくても、 がんばって頭(かしら)になりなさい’
という意味。

頭もしくは出世を意味する内容でしょうか。


親から子へ 師匠から弟子への
叱咤激励を込めた
想いの表れでしょうね。

正月、家族でおせち料理の意味を語り合いながら、
食卓を囲むのもいいかもしれませんね。
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