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おせち料理にまつわることわざや慣用句② [おせち料理にまつわることわざや慣用句]

おせち料理にまつわることわざや慣用句②


「餅は餅屋」

餅は餅屋が作ったものが一番美味しい。

つまり、その道のことは
やはり専門家に任せるのが
間違いないという意味です。

餅は、もともと正月などの
祝い事があるたびに
臼と杵で餅つきをして
食されてきました。

ちなみに、
元日から3日にかけては
祝いの膳にお雑煮を添えますが、
「食い上げる」といって
毎日1個ずつ餅の数を増やすと
縁起がいいと伝えられています。

元日は控えめな数からスタートしないと、
3日目には大変な想いをするかもしれませんね。

私は餅が大好きなので、
5つ位はぺロリとたいらげますけどね。



「桃栗三年柿八年」

おせち料理の中でも
子供たちに人気のある栗金団。

この栗も3年の月日がかかって、
ようやくおいしい実が収穫できます。

『何事も成就するまでは相応の年月がかかる』
または、
『じっと待っていればやがて良い想いができる』
ことを諭す意味のことわざ。

ここまでは一般的によく知られていますが、
実は柿の次に、
「柚は九年で花盛り、梅はすいとて十三年」
と続くことをご存じでしょうか。


お正月の食卓で子供たちと一緒に
栗金団を食べながら、
こんな会話をしても
楽しいのではないでしょうか。

ちなみに「きんとん」は「金団」とも書き、
黄金色に輝く財宝にたとえて、
「財産が貯まりますように」
という願いが込められているそうです。





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おせち料理にまつわることわざや慣用句① [おせち料理にまつわることわざや慣用句]

おせち料理にまつわることわざや慣用句①




せっかくなので
おせち料理にまつわる知識を
もう少し深めてみましょう!



「海老で鯛を釣る」

わずかな労力で、多くの利益を得る
という意味ですね。

よくよく考えてみると、
どちらもおせち料理の常連ですね。

おせちに入れられる海老は、
ひげ長く、腰が曲がるまで元気であってほしい
という長寿への願いが込められています。

おせちのお重に入れるのは
伊勢海老はもちろん、
川海老を串刺しにしたものなど様々。

いずれも殻付きで調理するため、
旨みぎっしり。

また、鯛は文字通り
‘めでたい’の語呂合わせで、
お祝いの席には欠かせない魚。

おせちメニューとしての海老と鯛に関しては、
健康長寿や幸せを祈念する
他者を思いやる想いが
込められているんですね。



「ごまめの尾頭付き」

関東では田作りのことを
ごまめといいます。

田の肥料に使うほど
たくさん獲れたところから、
豊作・大漁への願いを込めた祝儀肴。

五穀豊穣を願い「五万米」の字を当てて、
ごまめと呼ぶようになったそうです。

ごまめは、
小さくてもちゃんと尾頭付きで、
おせちに盛り込まれます。

小魚だから当然ですね!

完全食の代表格です。

つまり、「ごまめの尾頭付き」とは
‘小さくても、 がんばって頭(かしら)になりなさい’
という意味。

頭もしくは出世を意味する内容でしょうか。


親から子へ 師匠から弟子への
叱咤激励を込めた
想いの表れでしょうね。

正月、家族でおせち料理の意味を語り合いながら、
食卓を囲むのもいいかもしれませんね。
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